「第二の人生」は、誰かに許可をもらうものじゃない
菊地亜美ちゃんのお父さんが素晴らしいのは、誰かに勧められたわけでも、背中を押してもらったわけでもなく、自分で決めたというところね。
娘にも内緒で「東京でやること決めたから」と、もうすでに動いていたんですもの。
私たちの世代って、どこかで「この年になって今さら…」って思いがちじゃない?
新しいことを始めようとすると、恥ずかしい気がしたり、失敗が怖かったり、
「もう若くないから」なんて自分にブレーキをかけてしまったりする。
長い間、家族のために、生活のために、社会の期待に応えるために動いてきた私たち。
そのしがらみが少しずつほどけてきたとき、
「さあ自由よ!」と軽やかに飛び出せるかというと……正直、戸惑ってしまう部分もあるわよね。何をしたいのか、自分でもわからなくなっていたりして。
やっぱり、好きな仕事に生かされる
私自身も、空の巣症候群のような時期があったわ。
「わが子のと一緒に幸せに暮らしたいから多少無理してでも働いてきた」のが私でした。
ところが、その対象の巣立ちとコロナ禍と重なって家に独りでいることが多くなって。
自分が何のために生きているか分からなくて、つらかった時期があったの。
そして、私の場合も“新たなクライアントさん”から勇気をもらったのよ。
やっぱり、好きな仕事よね。
でもこのお父さんは、60歳を過ぎてから新しい世界に飛び込んで、CM40本超というちゃんとした結果まで出してしまっている。
しがらみから自由になったそのタイミングを、思いっきり自分のために使った。
「年齢の壁」なんて、自分の頭の中にしかなかったのかもしれないと、あらためて思い知らされるわ。


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