“笑い”だけじゃない、意外すぎる一面を発見
小説家としての顔
驚いたのは、安部若菜さんが小説を書かれているという事実です。
芸人が本を出すといっても、エッセイや自伝ならわかります。
でも、「小説」となると話が違う。
物語を一から作り上げ、登場人物に命を吹き込み、読者を別の世界へ連れて行く作業
——それは相当な知性と表現力がなければできません。
私自身、読書は好きな方ですが、小説を書くなんて想像もつかない。
それを芸人活動と並行してやっているというのですから、なんとも頭が下がる思いがします。
お笑いの世界で磨かれた「人間観察力」や「言葉のセンス」が、
小説という形でも花開いているのかもしれません。

落語家としての顔
さらに驚いたのが、落語家としての一面です。
落語といえば、長い修行期間を経て師匠から芸を受け継ぐ伝統芸能。
現代の若い人には少し敷居が高く感じられる世界でもあります。
でも、そんな落語の世界にも安部若菜さんは踏み込んでいる。
考えてみれば、落語もお笑いも「話芸」という点では共通しています。
一人で複数の人物を演じ分け、情景を言葉だけで描き、
聴衆を笑わせたり感動させたりする——その力が安部若菜さんの中には
ちゃんと宿っているのでしょう。
伝統と革新が一人の人間の中に同居している、そのユニークさがたまりません。


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